それは「栄養」か「脂肪」か、摂りかたにもセンスが出る時代
毎日ネットに触れる中で思ったことがあって、普段見てるテレビや、ネット、読書含め一体どれだけ自分の為になっているだろう。
朝見たニュース記事がどんなことだったか覚えているのか。読んだ本が何について書かれたものか。そこから何を思ったのか。思い出せない、覚えていないことが多いのではないでしょうか。
覚えていないということはその情報(ニュース、本、セミナー等)は「無駄」になっているというのが僕の考えです。言い換えればタイトルにもある「脂肪」を蓄えていることに満足している状態。
自分の問題は本・ネットを見たときにちゃんと咀嚼して自分の栄養にできているかということ。ただ飲み込んで思考スペースを圧迫するだけのゴミになっていないか。栄養にするとはその情報を元に「行動を起こしたか」に尽きる。行動=アウトプットにならない情報は栄養にならず、皮下脂肪にしかならない。
— キタザワダイキ (@Daikig) August 6, 2017
逆にその得た情報を元に、感想を書いたり、人に話して見たりと行動、アウトプットに繋がればそれは「栄養」と言えるものになるでしょう。
「俺は太りたいんだ!!」「満腹感があればいい」というのであれば別に構いませんが、そうでないなら自分の得ている情報は「栄養」か「脂肪」か今一度見直した方がいいのではないでしょうか。
僕はここ4ヶ月程毎日思ったこと、日記のようなものを書いているのですがかけば書くほど今までいかに皮下脂肪を蓄えてきたのかが身に染みます。
昔から本を読むことが好きで何百冊と読んできましたがパッと思い出せる本は10冊もありません。思い出せない残りの本が良くない、価値のない本だった訳ではもちろんありません。僕が「栄養」にできなかっただけです。
間違って理解して欲しくないのは、「情報」に「栄養」「脂肪」があるわけではなく、それを得た自分が栄養にするのか、脂肪にするのか決めているということです。
前提としてニュースや本は当たり前ですが価値を提供しているものです。その価値をどんな風に摂取するかが人それぞれだということです。
つまり同じニュースを見ても「へえ、そうなんだー」で終わらせる人と、「このニュースは友達が興味ありそうだから話してみよう」と行動に移す人では、その小さな積み重ねが「だらしない身体」か「引き締まった身体」になるかを分けるんです。
あなたの摂取している情報は「栄養」ですか「脂肪」ですか?
今まで読んだ本の数を覚えていない、だから、
それがなんだというのだ、大事なのは読んだことから何を学んだかだろう。と誰かが言った。
昨日も、1週間前も、半年前に読んだ本も同じでそこから何を自分は学んだのか、
それは行動に反映されているのかと、着々と増えていくKindle本を見て思う。
自分の中に「アイ」はあるか。
2年程前に買ったまま読まなかったこちらの本、
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)
兼ねてからいろんなところでオススメの本としては見ていたのですが、
初めの数ページで離脱してしまったきりでした。
ふと最近見つけて読んだ感想を忘備録として。